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サークルiは口の健康応援団

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イントロダクション

哺育医学から歯科哺育、そして小児歯科へ

これまでの歯科からの哺育への取組みは、単に虫歯を予防するという視点から行われてきました。それは、この50年余り何ら変わることがありません。恩師である故深田英朗教授は、アメリカからの小児歯科学という新たな体系が導入される以前に「保育歯科学」を提唱しました。しかしながら、それも本人の意思とはかけ離れた考えであったと聞きます。子どもにとって歯だけを身体から切り離して考えること自体がナンセンスと考え哺育医学のなかの一分野としてこどもの歯をそして口を捉えた体系作りを目指していました。そのために小児科や産科やそこに関わる方々との連携を深めていましたが戦後の大学改編のなかで哺育医学も保育歯科も体系化されることなく消え去りました。そして、日本の歯科大学で体系化されたのがムシ歯による歯の破損に対する修復治療を主体とした小児歯科学です。戦後の復興と平行するように子ども達のムシ歯は爆発的に増加し、ムシ歯の洪水のなかで小児歯科学は十分な効果を発揮しました。そして、最近になり理由はわかりませんが子ども達の著しいムシ歯の減少をみることになりました。

 

ムシ歯の減少による保育歯科の再来

最近では1歳半健診、3歳児健診において乳幼児のムシ歯はほとんどみられません。その後の数年で多少のムシ歯の増加はみられますが、それでも以前に比較してその発生は少ないです。そのためか、ほとんどの母親の関心はムシ歯予防から歯ならびへと変化し始めているようです。また、言葉の発達や食べ方にも感心が増え始めています。こうした風潮は、これまでのムシ歯という歯に生じる感染症から歯がつくり出す健康や口の機能と全身との関係へと変化し始めているようです。こうした、ムシ歯の減少に伴った口への感心の高まりのなかで私達はやっと本来の保育歯科の概念を実行できる時代がやって来たことを実感せずにはいられません。

 

子育ての本質を見直す

子育ての本質は、命の継承にあります。そのためには、いかに子どもを自立させるかにあります。しかし、最近の少年犯罪の数と内容からは子ども達の自立が遅れていると感じさせます。文科省は最近の学習指導要領のなかで「生きる力」を目標として掲げています。「自ら考え、自ら学ぶ」「他者を理解し、他者に共感し、他者と共感しながら物事を進める」「健康で体力がある」の3つをそのポイントとしてあげています。また、「社会力を高める」を掲げた活動も広まり始めています。

しかしながら、こうした「生きる力」も「社会力」も6歳までにその下地となる身体を作らなければなりません。それは、大人が「かまうこと」でつくられる信頼であり、共感を生むための感じる身体であり、周りの環境や情報を察知できる五感を活用する遊びの経験が重要です。これらにおいて、口の役割は重要です。最後まで母に吸いついてはなれないクチビル、手当り次第に口で舐めまわすことで目よりもさきに情報を入力する唇と舌、そしてなにより楽しい食事は、成長著しい心と身体に十分な栄養を与えることになります。

だからこそ、私達は「子どもの口を育てる」ことを大切にしなければなりません。そして、もう一度口から得られる情報の重要性を認識しなおさなければなりません。何十年にもわたり歯に空いた穴にしか目がいかなかったのですから口を通して子どもを観察するなどすぐにはできそうもありませんが我慢して見続けるしかありません。もうすでに子ども達は壊れてしまっているのですから。

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